ずいけい
まごころに生きる  


お釈迦さまのお誕生をお祝いし、お釈迦さまのお徳を追慕(ついぼ)するお祭りが花まつりです。
日本では、4月8日にお釈迦さまのお誕生日を定めています。ところが、札幌はまだ残雪の消えない寒い時期なので、当山では毎年恒例で、暖かくなる5月15日に修行しています。
またこの法会は、本来降誕会(ごうたんえ)といいますが、色とりどりの美しいお花で誕生仏(たんじようぶつ)のお堂を(かざ)ることと、お釈迦さまのみ教えが人びとの悩める心に花を咲かせるものであることから、ひろく「花まつり」の名で親しまれるようになりました。
心やすらぐきれいな花々で飾られたお堂は「花御堂(はなみどう)」とよばれます。中には甘茶を入
れた水盤を()え、中央にお釈迦さまが誕生されたときの様子をあらわす、幼いお姿の「誕生仏(たんじようぶつ)」を安置申しあげます。
当日ご参拝のみなさまには、花御堂の誕生仏に甘茶をお注ぎいただき、お釈迦さまのお誕生をともにお祝い申し上げたく思います。

天上天下唯我独尊(てんじようてんげゆいがどくそん)
お釈迦さまはお生まれになると、すぐに東西南北に7歩ずつ歩まれたのち「天上天下唯我独尊」といわれたと伝えられています。誕生仏は、右手で天を指さし、左手で地を指していますが、このときの様子をあらわしたものです。
この天上天下唯我独尊とは、「わたしたち一人ひとりの存在は尊いものであり、何ものにも代わってもらうことのできないかけがえのないものである」ということです。
▲花御堂 ▲誕生仏
他人(ひと)の存在もまた、その人にとってかけがえのないものです。おたがいに認めあい、尊重しあう思いやりの心を大切に日々をすごしたいものです。

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